N高のテストは3つ|会場で受けるのは年1回の単位認定試験。2025年度からの定期テストは成績に関係しない
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N高にはテストがあるのか。いつ、どこで受けるのか。落としたらどうなるのか。
N高を考えている人と保護者、いま通っている人に向けて、学校が公開している実施計画や自己点検・評価報告書で確かめたことをまとめます。
先に答えです。N高の「テスト」には3つあります。会場に行って受けるのは、期末に年1回の「単位認定試験」です。2025年度から全生徒が受ける「定期テスト」は、成績と単位に関係しません。
- N高のテストは、確認テスト・定期テスト・単位認定試験の3つ
- 単位認定試験は、期末に原則年1回。全国の会場で、1〜2日ほど
- 単位認定試験は自宅では受けない。本校の先生の監督の下で受ける
- 問題は毎年変わり、1科目あたり選ぶ問題が2割、書く問題が8割
- 定期テストは年3回で、成績と単位に関係しない。ただし必ず受ける
- 合格の基準の点数は、学校の公開ページには載っていない

先にN高グループの資料請求ページを見たい人は、こちらからどうぞ。
KADOKAWAとドワンゴが運営する広域通信制です。対象は中学3年生から高校生・高校中退の人。資料を請求しても入学の義務はありません。
先に答え:N高のテストは3つ。会場で受けるのは年1回の試験
N高グループの生徒が受けるテストは、次の3つです。学校の資料をもとに、当サイトで並べました。
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| テスト | いつ | どこで | 単位との関係 |
|---|---|---|---|
| 確認テスト | 映像の授業ごと | 学習アプリ(自宅などで) | 全部に合格することが、単位の条件の1つ |
| 定期テスト | 年3回 | 学習アプリ(自宅などで) | 関係しない。ただし必ず受ける |
| 単位認定試験 | 期末に原則年1回 | 全国の会場 | 合格の基準点以上が、単位の条件の1つ |
3つのうち、会場に行って受けるのは単位認定試験だけです。学校のページでは、単位認定試験は「テスト(試験)」と書かれています。この記事でも、単位認定試験のことを「テスト」と呼ぶことがあります。
学習アプリは「ZEN Study」という、N高グループの生徒が映像の授業を見たりレポートを出したりするアプリです。
なお、通学コースのリアルキャンパスに入るときの入学試験(筆記と面接)は、この3つとは別です。入試の中身はN高の偏差値と入試にまとめました。
単位認定試験:期末に年1回、会場で受ける
単位認定試験は、高校卒業の資格を取るための「必修授業」の1つです。学校は、必修授業を「ネット学習・スクーリング・テスト」の3つと書いています。
いつ受けるか:期末に1〜2日。日程は生徒用のサイトで知らせる
学校のページには、テストは「期末(原則年1回)」に行うと書かれています。スクーリング(対面の授業)とは別に、1〜2日ほどです。
具体的な日にちは、公開のページには載っていません。学校の実施計画には、詳しい日程は「N Lobby」の時間割で確かめるように書かれています。N Lobbyは、生徒と保護者が使う学校のサイトです。
N高のネットコースは、入学した月で「所属期」が分かれます。4月・7月・10月・1月の4つです。所属期ごとに、1年のスケジュールが違います。
学校事務部の年間スケジュールでは、次の学年に進む手続きの案内が、所属期ごとに下の表の時期に出ます。どの所属期にも「テスト受験日により期間が異なります」と書かれています。
| 所属期 | 進級の手続きの案内 |
|---|---|
| 4月生 | 2〜3月 |
| 7月生 | 5〜6月 |
| 10月生 | 8〜9月 |
| 1月生 | 11〜12月 |
テストの日にちが分かったら、会場と行き方を早めに確かめておきます。
どこで受けるか:本校か全国の会場。自宅では受けない
単位認定試験は、自宅では受けません。本校(N高は沖縄県うるま市の伊計島)か、全国のスクーリングの会場で受けます。
学校の自己点検・評価報告書(2025年度)には、次のように書かれています。
- 試験は、本校か、学則で決めた面接指導の施設(スクーリングの会場)で行う
- 本校の先生が監督する
- 自宅で受ける形の試験にはしない
- 採点の基準づくりと評価は、その教科の教員免許を持つ本校の先生が行う
学校のよくある質問には、留学中もスクーリングとテストは一時帰国して日本で受ける、と書かれています。
スクーリングの日数にも、テストが入っています。標準の履修なら、1年次と3年次が7〜8日ほど、2年次が8〜10日ほどで、この日数は期末のテストを含めた数です。スクーリングの日数と会場は、N高のスクーリングにまとめました。
問題の形:選ぶ問題が2割、書く問題が8割
報告書によると、試験の問題は毎年度つくり直しています。1科目あたりの問題は、次の割合です。
- 選択肢から選ぶ問題(択一式):20%
- 自分で書く問題(記述式・論述式):80%
同じ問題が毎年出るわけではありません。報告書は、試験を学習が身についたかを測る手段と位置づけています。単位は、試験とレポート、スクーリングの評価を合わせて認められます。
合格の基準:点数は公開ページに載っていない
合格の基準の点数は、学校の公開ページには書かれていません。学校のページにあるのは、「テストで合格基準点以上を取っている」という条件だけです。
ほかのサイトには点数を書いたものもありますが、当サイトは学校の資料で確かめられませんでした。気になる人は、資料請求で届く学校案内や、説明会・個別相談で確かめてください。
テストは、単位が取れる5つの条件の1つ
学校は、科目ごとに単位が取れる条件を、次の5つと書いています。
- 科目ごとのレポートを、期日までにすべて出している
- スクーリングの必要な時間を満たし、すべて出席している
- テストで、合格の基準点以上を取っている
- 評定(成績の評価)が2以上である
- 必要な提出物を、すべて出している
このほかに、その年度の学費をすべて納めていることも要ります。どれも、その年度の中で満たす必要があります。
テストは5つのうちの1つです。テストだけ良くても、レポートを出していなければ単位は取れません。レポートの量と締め切りは、N高のレポートにまとめました。
単位を落とした科目は、次の年度以降に取り直します。取り直す単位の授業料が、国の就学支援金(授業料を国が出す制度)の対象外になることがあります。くわしくは、同じレポートの記事の「単位を落としたら」の節に書きました。
定期テスト:2025年度から必須。成績と単位には関係しない
定期テストは、2025年度から始まった、全生徒が受けるテストです。単位認定試験とは別のものです。
学校の報告書(2025年度)と、学校の発表(2024年6月26日)には、次のように書かれています。
- 2025年度から、すべての生徒に年3回の定期テストを必須にした
- 成績や単位、高校卒業の資格には影響しない
- 自分の学力や、どこまで分かっているかを知るためのもの
- 先生やメンター(担任のように相談にのる先生)も、結果を学習や進路の支援に使う
受け方は、学習アプリの運営のお知らせに書かれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受ける場所 | ZEN Studyの「マイコース」。パソコンかスマホのアプリ |
| 時間 | 1科目あたり約50分。途中で止められない |
| 2025年度の第1回 | 言語文化、英語コミュニケーションⅠ、数学Ⅰ。受けるとよい期間は8月16日〜9月15日 |
| 結果 | 教科ごとの得意・苦手が分かる。結果に合わせた復習の教材が届く |
2026年8月からは、結果に合わせた復習の教材「レベルアップチャレンジ」が届くようになりました。ただし、間違えた問題そのものは見られません。
点数が成績に入らないので、試験勉強をして臨むテストではありません。今の自分の力を知り、次に何を復習するかを決めるために使うテストです。
確認テスト:映像の授業ごとに出る小さなテスト
確認テストは、学習アプリのZEN Studyで、映像の授業を見たあとに出るテストです。
学校の実施計画には、どの科目にも、次の条件が書かれています。
- 見るべき映像の授業を、すべて見ている
- 出される確認テストに、すべて合格している
確認テストに全部合格しないと、その科目の単位は取れません。レポートの前に映像の授業と確認テストがあるので、時間は多めに見ておきます。
テストの日に要るもの:生徒証と、遠い人はJRの割引証
テストの受付では、生徒証を見せます。N高の生徒証はデジタルです。スマホの画面のほか、印刷したものやスクリーンショットでも受け付けます。
会場までJRで片道101km以上ある人は、学割を使えます。学校が出す割引証は、テストの期間の初日の10日前から、終わった日の5日後まで使えます。届くまで2週間ほどかかるので、日程が出たら早めに申し込みます。条件と申し込み方は、N高の学生証・学割・通学定期にまとめました。
当サイトの考え:テストの前に、レポートと確認テストを終える
テストが心配な人は、まず次の2つを見てください。
1つめは、レポートと確認テストを期日までに終えることです。単位の条件の5つのうち、テストは1つだけです。学校も、試験はそれまでの学習と合わせて単位を認めるものと書いています。試験の前に慌てるより、毎月の締め切りを守るほうが、単位に近づきます。
2つめは、日程と会場を早めに確かめることです。テストは会場に行かないと受けられません。不登校のあとで外に出るのが不安な人は、会場までの道のりと時間を前もって家族と確かめておくと安心です。
定期テストは、点数を気にしすぎなくて大丈夫です。成績には入りません。苦手が分かったら、届いた復習の教材を少しずつ進めれば十分です。
受ける前に確かめる4つ

- テストの日程と会場(N Lobbyの時間割で確かめる)
- レポートと確認テストを終えたか(どちらも単位の条件)
- 生徒証(デジタルのほか、印刷やスクリーンショットでもよい)
- 遠い会場ならJRの割引証(届くまで2週間ほど)
よくある質問
Q. N高の単位認定試験は、いつありますか?
A. 期末に、原則年1回です。1〜2日ほどで、スクーリングとは別の日に受けます。日にちは生徒用のサイト「N Lobby」の時間割で知らされます。
Q. 単位認定試験は、家で受けられますか?
A. 受けられません。本校か、全国のスクーリングの会場で、本校の先生の監督の下で受けます。留学中の人も、一時帰国して日本で受けます。
Q. N高の定期テストは、成績に入りますか?
A. 入りません。単位や高校卒業の資格にも関係しません。ただし、2025年度から全生徒が受けることになっています。
Q. 単位認定試験の合格点は何点ですか?
A. 学校の公開ページには、点数は書かれていません。学校が書いているのは「合格基準点以上を取っている」という条件だけです。資料請求で届く学校案内や、個別相談で確かめてください。
Q. 単位認定試験で落としたら、留年になりますか?
A. N高は単位制(科目ごとに単位を積み上げる仕組み)なので、学年ごとやり直す形ではありません。単位が取れなかった科目を、次の年度以降に取り直します。取り直す単位の授業料は、就学支援金(国が授業料を出す制度)の対象外になることがあります。
まとめ
- N高のテストは、確認テスト・定期テスト・単位認定試験の3つ
- 単位認定試験は、期末に原則年1回。全国の会場で1〜2日ほど。自宅では受けない
- 問題は毎年度つくり直し。選ぶ問題が2割、書く問題が8割
- 合格の基準の点数は、学校の公開ページには載っていない
- 定期テストは2025年度から年3回、全生徒が受ける。成績と単位には関係しない
- テストは単位の条件の1つ。レポートと確認テストを期日までに終えることが先
N高グループの資料は、無料で請求できます。
KADOKAWAとドワンゴが運営する広域通信制です。対象は中学3年生から高校生・高校中退の人。資料を請求しても入学の義務はありません。
出典
- 学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校「通信教育実施計画」(2026年度)。科目ごとの評価の方法(添削指導・試験 年1回・面接指導)、映像授業の視聴と確認テストの合格、試験の会場と日程の確かめ方、添削課題の提出期限
- 学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校「令和7(2025)年度 自己点検・評価報告書」。定期テスト(年3回・必須・成績や単位に影響しない)、試験の実施(会場・監督・自宅試験をしない・採点)、試験問題(毎年度改訂、択一式20%・記述式と論述式80%)
- N高等学校・S高等学校・R高等学校「必修授業」(テストは期末に原則年1回、全国の会場。単位認定の要件)。2026年11月8日確認
- 同「スクーリングについて」(期末に1〜2日程度、全国各地の会場でテスト)。同「よくある質問」(スクーリングの日数は期末のテストを含む、留学中もテストは一時帰国して受ける)。2026年11月8日確認
- 同「通信制高校の卒業の要件とは?」(科目ごとの単位認定の要件5つと学費の納入)。2026年11月8日確認
- 同 ニュース「N高グループ3校目となる『R高等学校』を群馬県桐生市に開校…」(2024年6月26日、定期テストの導入)
- 角川ドワンゴ学園 学校事務部「年間スケジュール」(所属期ごとの進級手続きの案内の時期)、「所属期の確認」。2026年11月8日確認
- ZEN Study運営のお知らせ(2025年8月7日・8月18日、2026年3月23日・8月20日)。定期テストの受け方、時間、2025年度第1回の科目と期間、結果と復習の教材
- 3つのテストの比べ方と、テストの時期の読みは、上の資料を当サイトで整理したものです

