不登校

鹿児島市のフリースクールと不登校支援|市が紹介する民間施設15か所と、フレンドシップ5か所・学習支援員の派遣

鹿児島市のフリースクール。市が紹介する15施設
杉野 一樹

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鹿児島市で、学校に行きにくい子の通い先を探している。フリースクールはどこにあって、市の支援には何があるのか。

そういう保護者に向けて、鹿児島市の公表資料でわかることを並べます。

先に答えです。鹿児島市は、市の子が利用する民間施設15か所を公開しています。市の教育支援センター「フレンドシップ」は5か所です。

利用料の補助は、市と県のページで見当たりませんでした。

この記事で分かること
  • 市が紹介する民間施設は15か所。小学生から受け入れる所は11か所
  • 15か所のうち3か所は、姶良市と日置市にある
  • フレンドシップは5か所。2週間の体験通級から始める
  • 外の施設に通えない子には、学習支援員の派遣がある
  • フリースクールの利用料の補助は、市と県のページで見当たらない
学校に行かなくなったあとの4つの段階。いま、学び直し、進路、その先
学校に行かなくなったあとの4つの段階。この記事は「いま」の話です。

市の教育支援センター「フレンドシップ」:5か所

フレンドシップは、市立の小中学校などに通う不登校の子のための施設です。

名称 場所
フレンドシップ長田長田中学校内(小川町)
フレンドシップ南南中学校(東郡元)
フレンドシップ谷山谷山中学校内(谷山中央)
フレンドシップ城西城西中学校内(城西)
フレンドシップ鴨池勤労青少年ホーム内(鴨池)

1日は「学習タイム」と「ふれあいタイム」に分かれます。学習は自主学習で、分からない所は職員に聞けます。

通い方の決まり

開設時間の中で、それぞれが自分の時間割を決めて過ごせます。夏と冬の長期休業中も通えます。

  • 小学生は、保護者の送り迎えが原則。自転車での通級は禁止
  • 昼食は弁当を持参
  • 携帯電話など、学校に持って行けない物は原則として持ち込めない

通い始めるまで

窓口は、市教育相談室です。電話で面談を予約し、本人と保護者に確認したうえで、体験通級が始まります。

体験通級は2週間です。正式に通う場合は、その期間内に再び面談を予約し、保護者同伴で手続きをします。

対象は、校長が認めた不登校の子で、本人と保護者が希望していることが条件です。

家で学ぶ子には、学習支援員の派遣

フレンドシップなど外の機関に通えない子には、学習支援員の派遣があります。学習する気持ちがあることが前提です。

項目 内容
方法オンラインが中心。必要に応じて家に訪問
時間1日2時間程度、週1〜2回
期間1回の申請で2か月まで
申し込み在籍校に申し込み、学校が市に申請する

学習の内容は、本人と保護者の意見をもとに学校と話し合って決めます。訪問のときは、保護者が家にいることが原則です。

市が紹介する民間施設15か所

鹿児島市は、市の子が利用する民間施設と、年2回の意見交換会を開いています。令和3年度からです。参加したことのある施設を、市が公開しています。

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施設 主な支援 対象
桜心学院中等部学習支援、ソーシャルスキル中・高
かごしま中央高等学院学習支援、個別指導中
グッジョブスクール学習支援、居場所、カウンセリング小・中・高
敬進フリースクール居場所、学習支援中・高
子どもサポートグリーン居場所、学習支援、体験活動小・中・高
しののめフリースクール家族カウンセリング、学習支援未就学〜一般
そらひフリースクール(姶良市)居場所、学習支援小・中・高
トライ式中等部居場所、個別指導中・高
どんぐり自然学校自然体験小・中
フリースペース大谷生活・食育・学習小・中・高
学びの杜学園フリースクール(日置市)学習支援、家族支援小・中・高
みらすく居場所、学習支援、交流小・中
森の学校楠学園(姶良市)学習支援、体験小・中
やさしいハリネズミの楽校居場所、交流(HSCの子)小・中
ラーニング・ポイント学習支援、個別指導幼〜高

小学生から受け入れる施設は11か所、中学生からの施設は4か所です。小学生の場合は、対象を先に確かめてください。

市は、この一覧に施設の費用を載せていません。料金は各施設に確かめます。

費用:利用料の補助は見当たらない

東京都や千葉市には、フリースクールの利用料の補助があります。鹿児島市と鹿児島県のページでは、同じ形の補助は見当たりませんでした。

補助が見当たらない分、まずは市の公的な入口から使ってみてください(当サイトの読み)。

なお、県のフリースクール一覧表へのリンクは、確認した時点で開けませんでした。

通信制高校の施設との違いは鹿児島の通信制高校に書きました。

家から参加できるオンラインのフリースクールも、通い先の候補になります。

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動く前に確かめる4つ

鹿児島市で不登校の通い先を探す前に確かめる4つ。フレンドシップの見学(市教育相談室に電話で予約)、学習支援員の派遣(在籍校に申し込む)、対象の学年(中学生からの施設もある)、在籍校が出席扱いにするか(決めるのは校長)
動く前に確かめる4つ。まずは市の公的な入口から。
  1. フレンドシップの見学(市教育相談室に電話で予約)
  2. 学習支援員の派遣(在籍校に申し込む)
  3. 対象の学年(中学生からの施設もある)
  4. 在籍校が出席扱いにするか(決めるのは校長)

よくある質問

Q. 鹿児島市にフリースクールの利用料の補助はありますか。

A. 市と県のページでは見当たりませんでした。

Q. 市の一覧に載っている施設なら、出席扱いになりますか。

A. 決めるのは在籍校の校長です。一覧は、市の意見交換会に参加した施設です。

Q. 家から出られない子に使える支援はありますか。

A. 学習支援員の派遣があります。オンラインが中心で、在籍校に申し込みます。

Q. 出席扱いの国の考え方は?

A. 不登校の出席扱いにまとめました。

まとめ

  • 鹿児島市が紹介する民間施設は15か所。小学生から受け入れる所は11か所
  • 15か所のうち3か所は、姶良市と日置市にある
  • フレンドシップは5か所。2週間の体験通級から正式通級へ
  • 外の機関に通えない子には、オンライン中心の学習支援員の派遣がある
  • 利用料の補助は、市と県のページで見当たらない

出典

  • 鹿児島市教育委員会「学校外での居場所や多様な学びの機会」(2026年8月7日更新)。フレンドシップ5か所、民間施設等との意見交換会(令和3年度から年2回)に参加した施設の名称・主な支援・対象・所在地。対象学年の数は当サイトで数えた
  • 鹿児島市教育委員会「不登校児童生徒の支援」(2026年8月7日更新)。市教育相談室、フレンドシップの対象・生活・通級の手続き(体験通級2週間)、学習支援員の派遣(1日2時間程度・週1〜2回・2か月、オンライン中心)
  • 鹿児島県教育委員会「フリースクール・子どもの居場所等について」(2025年9月5日更新)。県内フリースクール・子どもの居場所等一覧表の案内(リンク先は2026年10月2日に開けなかった)
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杉野 一樹(ペンネーム)
杉野 一樹(ペンネーム)
不登校・進路情報編集者
「みちほどき」運営者。 不登校や学校に行きづらくなった子どもと保護者に向けて、出席扱い、学習支援、フリースクール、通信制高校、高卒認定、進学・就職などの情報を発信しています。 専門家や当事者としてではなく、文部科学省や自治体、学校などが公開する情報を確認し、制度や選択肢をわかりやすく整理することを大切にしています。 「学校に戻る」だけではない、その子に合った次の道を考えるための情報サイトを目指しています。
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