世田谷区のフリースクールと不登校支援|区のほっとスクールは4か所、見学の受付期間に注意。都の助成とオンライン
この記事には広告(PR)が含まれます。
世田谷区で、学校に行きにくい子の通い先を探している。フリースクールか、区の施設か。
そういう保護者に向けて、世田谷区と東京都の公表資料でわかることを並べます。
先に答えです。区の教育支援センター「ほっとスクール」は4か所あります。
ただし、3か所は令和8年度の見学受付をすでに終えています。
フリースクールを使う場合は、東京都の助成が月2万円まであります。
- 区内の不登校は小学校725人・中学校815人(令和4年度)
- ほっとスクールは4か所。令和8年度は3か所が9月で見学受付を終了
- 区のオンライン支援は無料で、出席扱いの報告がある
- フリースクールには東京都の助成(月2万円まで)が使える
- 区の調査では、休んでいる間はオンラインなどの関わりを望む子が多い

区内の不登校:多くが90日以上の欠席
世田谷区は令和6年に「不登校支援ガイドライン」をつくりました。その中に、区立小中学校の数字が載っています。
← 横にスクロールできます →
| 区分 | 不登校の人数 | うち90日以上の欠席 |
|---|---|---|
| 小学校 | 725人 | 55.7% |
| 中学校 | 815人 | 69.4% |
令和4年度の数字です。
中学校では、不登校の子の7割近くが90日以上休んでいました。
休みが長くなりやすいので、負担の小さい入口を早めに探してください(当サイトの読み)。
区のほっとスクール:4か所、見学の受付期間に注意
ほっとスクールは、区の教育支援センターです。体験活動やスポーツなど、少人数の集団で過ごします。
← 横にスクロールできます →
| 施設 | 場所 | 定員 | 令和8年度の見学 |
|---|---|---|---|
| 城山 | 若林5丁目 | 35名程度 | 9月30日で受付終了 |
| 尾山台 | 尾山台3丁目 | 10名程度 | 9月30日で受付終了 |
| 希望丘 | 船橋6丁目 | 50名程度 | 9月17日の説明会で受付終了 |
| 北沢 | 北沢4丁目 | 35名程度 | 申込フォームで受付 |
3か所は、年度の途中で見学の受付を終えています。受付終了の後も、保護者の相談はできると区は案内しています。
北沢は令和8年4月に開いた施設です。北沢学園中学校の校舎の中にあり、昼食の提供もあります。
開室は平日の日中です。複数のほっとスクールに同時には通えません。
区のオンライン:無料で、出席扱いの報告がある
家から出にくい子には「ほっとルームせたがYah!オンライン」があります。区内に住む小1から中3が対象です。
区立学校のタブレットや家のパソコンで参加します。動画の授業、居場所、個別の相談、体験プログラムがあります。
利用は無料です。区立小中学校の子は、区が学期ごとに在籍校へ出席日を報告し、出席扱いになります。
運営は区がトライグループに委託しています。申し込みはオンライン説明会からで、利用の決定まで数週間かかることがあります。
フリースクールを使うなら:都の助成が月2万円まで
世田谷区のサイトで、区独自のフリースクール補助は見当たりませんでした。使えるのは、東京都の助成です。
都内に住む不登校の小中学生の保護者が対象で、利用料に月2万円まで出ます。所得制限はありません。
入会金や交通費は対象外です。支給は3か月ごとで、在籍校が確認した報告が要ります。くわしくは東京都の不登校支援にまとめました。
区のガイドラインも、民間施設を多様な学びの場の一つとして挙げています。
子どもが望む関わり:家庭訪問よりオンライン
世田谷区は、ガイドラインをつくる前に子どもと保護者に調査をしました。
休んでいる間は、家庭訪問よりもオンラインなどの関わりを望む子が多いとまとめています。
「学校の中で少人数で過ごせる場所」を挙げる子も多くいました。個別に勉強を教えてもらえることも同じです。
先生の訪問がつらそうなら、学校に相談してください。電話やオンラインに替えられないか聞いてみます(当サイトの読み)。
家から参加できるオンラインのフリースクールも、通い先の候補になります。
動く前に確かめる4つ

- ほっとスクールの見学(年度の途中で受付を終える所がある)
- 区のオンライン(無料で、出席扱いの報告がある)
- 都の助成(利用料に月2万円まで)
- 在籍校が出席扱いにするか(決めるのは校長)
よくある質問
Q. 世田谷区にフリースクールの補助はありますか。
A. 区独自の補助は見当たりませんでした。東京都の助成が、利用料に月2万円まで使えます。
Q. ほっとスクールの見学が締め切られていたら?
A. 保護者の相談は受け付けています。北沢は申込フォームで見学を受け付けています。
Q. 家から出られない子に使える支援はありますか。
A. 区のオンライン支援が無料で使えます。区立小中学校の子は出席扱いの報告があります。
Q. 出席扱いはどうやって決まりますか。
A. 仕組みは不登校の出席扱いにまとめました。
まとめ
- 区内の不登校は小725人・中815人。中学校では7割近くが90日以上の欠席
- ほっとスクールは4か所。令和8年度は3か所が9月で見学受付を終了
- 区のオンライン支援は無料で、出席扱いの報告がある
- フリースクールには、東京都の助成が月2万円まで使える
- 休んでいる間の関わりは、オンラインなどを望む子が多い
出典
- 世田谷区「ほっとスクール(教育支援センター)」(2026年10月1日更新)。4か所の所在地・定員、開室時間、令和8年度の見学受付の状況(城山・尾山台は9月30日、希望丘は9月17日の説明会で終了、北沢は申込フォーム)、複数施設への同時通室不可
- 世田谷区「ほっとスクール『北沢』」(2026年9月28日更新)。令和8年4月開設、北沢学園中学校の校舎内、昼食の提供
- 世田谷区「ほっとルームせたがYah!オンライン(ONLINE)」(2026年4月24日更新)。対象(区内在住の小1〜中3)、内容、費用無料、学期ごとの出席日の報告による出席扱い、株式会社トライグループへの委託
- 世田谷区教育委員会「不登校支援ガイドライン」(令和6年4月)。令和4年度の区立小中学校の不登校人数と90日以上欠席の割合、ニーズ調査から見えてきたこと、民間施設を含む多様な教育機会の確保
- 東京都「東京都フリースクール等利用者等支援事業(助成金)」。月額上限2万円、所得制限なし

