N高の卒業式はいつ・どこで?2026年は大阪。会場は申し込んだ人だけ、配信は誰でも見られる
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N高の卒業式はいつ、どこであるのか。会場に行かないといけないのか。行かなかったら、卒業証書はどうやってもらうのか。
そういう人に向けて、N高の公式の発表と、学園の公式メディア「N高グループ新聞」で確かめられることをまとめます。
先に答えです。N高の卒業式は、毎年3月に1回、N高・S高・R高・N中等部の合同で開かれます。会場は毎年ちがう街です。会場に行くかどうかは自由で、式はネットの生配信で誰でも見られます。
- 2026年の卒業式は3月25日(水)14時から、大阪のサンケイホールブリーゼで開かれた
- 2022年度から、毎年ちがう街で開いている。新潟、岡山、群馬、大阪の順
- 会場に行くのは、出席を申し込んだ人だけ。行かなくても卒業できる
- 2026年の会場の席は912席。高校の卒業生1万1,141人の約12人に1人分しかない
- 卒業証書(式でもらう1枚)と卒業証明書(進学や就職で出す書類)は別のもの

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先に答え:N高の卒業式は年に1回、3月に合同で開く
N高の卒業式は、N高・S高・R高(3校をまとめて「N高グループ」と呼びます)とN中等部の合同です。毎年3月に1回開かれます。N中等部は、同じ学園が運営する中学生向けのスクールです。
N高の卒業式について、公式の発表と学園の公式メディアで確かめられることは次の5つです。
- 毎年3月の下旬に、会場とネット配信の両方で開く。2022年から2026年まで、始まりはどの年も14時
- 2022年度から、毎年ちがう街で開いている
- 会場に行くのは義務ではない。行きたい人が、出席を申し込む
- 式はニコニコ生放送とYouTubeで生配信される。卒業生でなくても、誰でも見られる
- 卒業の条件に、卒業式に出ることは入っていない
N高の卒業の条件は、公式サイトの「よくある質問」に次の5つが書かれています。
- 高校に3年以上在籍している
- 必ず学ぶ科目を、すべて学んでいる
- 単位を合わせて74単位以上とっている
- 特別活動の時間を満たしている
- 在籍した期間の学費などを、すべて納めている
卒業式に出ることは、この5つに入っていません。
これまでの卒業式:2022年度から毎年ちがう街で開く
N高グループは、2022年度から地方の都市で卒業式を開いています。公式の発表には、全国にいる生徒が卒業式をきっかけにその土地を訪れ、思い出を作れるように、と理由が書かれています。
下の表は、2022年度から2025年度までの4回の卒業式です。「年度」は学校の1年で、たとえば令和7年度の卒業式は2026年3月に開かれました。
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| 年度 | 日にち | 街と会場 | 卒業・修了した人 | ゲスト |
|---|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 2026年3月25日(水) | 大阪市・サンケイホールブリーゼ | 1万1,776人(高校1万1,141人、N中等部635人) | 霜降り明星の粗品さん、NMB48 |
| 令和6年度 | 2025年3月28日(金) | 前橋市・ベイシア文化ホール | 1万544人 | みやぞんさん |
| 令和5年度 | 2024年3月23日(土) | 岡山市・おかやま未来ホール | 9,315人 | ハリセンボン |
| 令和4年度 | 2023年3月26日(日) | 新潟市・新潟テルサ | 7,673人(高校7,239人、N中等部434人) | 小林幸子さん |
人数は、高校とN中等部を合わせた数です。N中等部の生徒は「卒業」ではなく「修了」と数えます。令和5年度は2024年3月8日に数えた数です。令和4年度の内訳は、通信制高校の情報サイト「通信制高校があるじゃん!」の記事(2023年4月3日)によります。
卒業する人の数は、4年で7,673人から1万1,776人に増えました。N高の評判や、在籍している人の数はN高の評判にまとめました。
公式の発表には、その街を選んだわけも書かれています。岡山は、2023年4月に通学コースのキャンパスができた年でした。群馬は、2025年4月にR高が群馬県桐生市にできる年でした。大阪は、大阪・関西万博が開かれた年度です。
2027年3月の卒業式(令和8年度)の日にちと会場は、2026年11月1日の時点では発表されていません。2026年の式は、3月16日に公式サイトのニュースで発表されました。
会場に行けるのは、申し込んだ人だけ
N高の卒業式の会場に行くのは、出席を申し込んだ卒業生です。学園の公式メディア「N高グループ新聞」の記事(2023年7月28日)に、次のことが書かれています。
- 卒業式に会場で出ることは、義務ではない
- 会場に行きたい人だけが、出席の申し込みをする
- 在校生は、ふつうは会場に入れない
- 会場に行かなくても、生配信で式に加われる
会場の席は、卒業生の数よりずっと少ない
会場の席の数を、卒業する人の数と比べてみます。席の数は、それぞれの会場の公式サイトの数です。
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| 年 | 会場 | 席の数 | 卒業する人 | 席は何人に1人分か |
|---|---|---|---|---|
| 2026年 | サンケイホールブリーゼ(大阪) | 912席 | 高校1万1,141人 | 約12人に1人 |
| 2023年 | 新潟テルサ(新潟) | 1,510席 | 高校7,239人 | 約5人に1人 |
当サイトで計算しました。「約12人に1人」は、卒業生12人に対して席が1つという意味です。席には先生やスタッフ、来賓も座るので、卒業生が使える席はもっと少なくなります。
2026年の大阪の会場は、席が全部卒業生で埋まっても、高校の卒業生の約12人に1人分しかありません。ただ、実際に会場に来る人は、席の数よりも少ないことがあります。
N高グループ新聞によると、2023年の新潟の式で会場に来た卒業生は約100人でした。N中等部を含めて卒業・修了した7,673人の約1.3%です(当サイト計算)。記事を書いた生徒は、会場が新潟で遠かったため申し込む人が少なかったのでは、と書いています。
申し込みが席の数より多い年に、誰が会場に入れるのかの決め方は、公式の公開ページには書かれていません。
持ち物と服装
持ち物と服装も、N高グループ新聞の記事に書かれています。
- 持ち物:2021年度の例では、生徒証だけ。会場に行く人には案内のメールが届くので、その年の持ち物はメールで確かめる
- 服装:「制服またはそれに準ずる服装(スーツなど)を推奨」とされている。記事を書いた生徒によると、2023年の会場には制服の人もスーツの人もいた
N高の制服は、買うかどうかが自由です。制服を持っていない人は、スーツやジャケットなどで出られます。制服のことはN高の制服は買わなくていい?にまとめました。
会場までのお金と、保護者
会場までの交通費と泊まるお金は、公式の公開ページには書かれていません。会場は毎年ちがう街なので、住んでいる所から遠い年もあります。会場に行きたい人は、交通費と宿泊費を家で見込んでおくと安心です。
保護者が会場に入れるかどうかの決まりも、公式の公開ページには書かれていません。N高グループ新聞の記事には、2023年の会場で保護者と写真を撮る卒業生がいた、と書かれています。
家から見る:生配信は誰でも見られる
N高の卒業式は、ニコニコ生放送とYouTubeで生配信されます。2026年の式の発表には、卒業生と在校生のほか「どなたでも視聴可能」と書かれていました。
公式サイトの「年間イベント」には、卒業生がパソコンやスマートフォンからコメントを書きこんで式に加わる、と書かれています。会場に行かない卒業生は、家からコメントで加われます。
前の年の卒業式は、公式のYouTubeに録画が残っています。これからN高に入ろうか考えている人と保護者は、去年の卒業式の録画を見てみてください。どんな生徒がいて、どんな先生がいるのか、学校の雰囲気がつかめます。
式で行うこと
2026年の卒業式の流れ(公式の発表では「式次第」)は、次のとおりです。式は14時から16時の予定でした。
- オープニング
- 開式の辞
- 卒業証書の授与
- 学校長代表のことば
- 理事長の祝辞
- 特別表彰
- 在校生の送辞と、卒業生の答辞
- お祝いのメッセージ
- 校歌斉唱
- 閉式の辞
- エンドロール
「特別表彰」は、在学中に大きな活動や成果を上げた生徒を、式で表彰するものです。2026年は25人が選ばれました。スポーツの国際大会で勝った生徒、プロの棋士、起業部で会社を作った生徒、eスポーツ部の強化選手などです。部活のことはN高の部活にまとめました。
2024年と2025年の卒業式のあとには、生徒が企画した「卒業旅行ツアー」もありました。2025年は2泊3日で、14人が群馬県をめぐりました。
卒業証書と卒業証明書は別のもの
「卒業証書」と「卒業証明書」は、名前が似ていますが、別のものです。
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| 卒業証書 | 卒業証明書 | |
|---|---|---|
| 何のための書類か | 卒業したしるしとして、卒業のときにもらう1枚 | 大学や会社に「卒業した」と出すための書類 |
| もらい方 | 卒業式の会場では、会場に来た生徒に手渡される | 卒業したあと、Webで申し込む。1通ごとに手数料がかかる(送料こみ) |
| 届くまで | 会場に来ない人の届き方は、公式の公開ページには書かれていない | 申し込みが受け付けられてから、1〜2週間ほど(英語の証明書は約3週間) |
卒業証明書のことは、N高グループの「学外用 N高グループナレッジベース」(卒業生向けの案内ページ)によります。
卒業証明書の申し込みについて、ナレッジベースには次のことも書かれています。
- その日のうちには出してもらえない
- 申し込めるのは、卒業生本人と、保護者(保証人)だけ
- メール、電話、FAXでは申し込めない
大学の入試や就職で卒業証明書が要る人は、締め切りより早めに申し込むと安心です。
会場に来ない卒業生の卒業証書がいつ、どうやって届くのかは、公式の公開ページでは確かめられませんでした。3年生になったら、学校からの案内で確かめてください。
3月以外に卒業する人もいる
N高の公式サイトの「必修授業」のページには、卒業の時期は3月・6月・9月・12月と書かれています。入学の時期も、4月・7月・10月・1月の年4回です。
一方で、卒業式は3月の1回だけです。6月・9月・12月に卒業する人が、3月の卒業式に出られるのかは、公式の公開ページには書かれていません。7月・10月・1月に入学する人や、途中から転入する人は、説明会で聞いておくと安心です。
出るか迷ったときの考え方
N高の卒業式は、出ても出なくても、卒業できることは同じです。会場に行くか、家から配信を見るか、見ないかは、本人が決めてかまいません。
会場に行くか迷ったときは、次の3つで考えてみてください。
- 会場の街まで行けるか。会場は毎年ちがう街で、住んでいる所から遠い年もある
- 交通費と宿泊費を出せるか
- 会場で会いたい人がいるか。友達や、担任の先生(N高では「メンター」とも呼ぶ)など
会場に行くと決めたら、卒業する年に届く案内のメールを見落とさないようにします。申し込みの締め切りに遅れないよう、案内が来たら早めに読みましょう。
入学前に確かめる3つ
卒業式のことで、公式の公開ページに書かれていないことは、説明会や個別相談で聞けます。入学前に聞いておくと安心なのは、次の3つです。

- 会場への出席の申し込み方と、申し込みが席より多いときの決め方
- 3月以外に卒業する人が、3月の卒業式に出られるか
- 会場に行かない人の、卒業証書の届き方と時期
よくある質問
Q. 2027年(令和8年度)のN高の卒業式はいつですか。
A. 2026年11月1日の時点では、まだ発表されていません。これまでの5回(2022年〜2026年)は、どれも3月23日から28日のあいだに、14時から開かれました。2026年の式は、3月16日に公式サイトのニュースで発表されました。
Q. 卒業式に出ないと卒業できませんか。
A. 卒業できます。公式サイトの「よくある質問」に書かれた卒業の5つの条件に、卒業式に出ることは入っていません。
Q. S高やR高も、N高と同じ卒業式ですか。
A. 同じです。N高・S高・R高とN中等部の合同で、1回の卒業式を開きます。2026年は、N高・R高の校長、S高の校長、N中等部の共同スクールプレジデントが、会場の生徒に卒業証書などを手渡しました。
Q. 在校生は卒業式の会場に行けますか。
A. 学園の公式メディア「N高グループ新聞」の記事によると、在校生はふつうは会場に入れません。配信は誰でも見られるので、在校生は家から見られます。
Q. 卒業式のゲストは、前もって発表されますか。
A. 2024年から2026年のゲストは、公式の発表で「サプライズゲスト」とされています。当日まで知らされない形です。2026年の式の前の発表には、大阪府にゆかりのある有名な人が出たり、お祝いのメッセージを流したりする予定、とだけ書かれていました。
Q. 制服がないと、卒業式に出られませんか。
A. 出られます。学園の公式メディア「N高グループ新聞」の記事では、服装は「制服またはそれに準ずる服装(スーツなど)を推奨」とされています。スーツやジャケットでも出られます。
まとめ
- N高の卒業式は、毎年3月に1回、N高・S高・R高・N中等部の合同で開く
- 2026年は3月25日に大阪で開いた。高校の卒業生は1万1,141人
- 2022年度から、毎年ちがう街で開いている。新潟、岡山、群馬、大阪の順
- 会場に行くのは、出席を申し込んだ人だけ。行かなくても卒業できる。式は誰でも配信で見られる
- 2026年の会場は912席で、高校の卒業生の約12人に1人分しかない
- 卒業証書と卒業証明書は別のもの。卒業証明書は卒業したあとにWebで申し込む
- 卒業の時期は年4回あるが、卒業式は3月の1回だけ
N高の卒業式は、出たい人が出る式です。会場に行きたい人は、開く街と交通費を早めに確かめておくと安心です。N高の費用の全体はN高の学費、毎年のスクーリングのことはN高のスクーリングに書きました。
KADOKAWAとドワンゴが運営する広域通信制です。対象は中学3年生から高校生・高校中退の人。資料を請求しても入学の義務はありません。
出典
- N高等学校・S高等学校・R高等学校「令和七年度 N高等学校・S高等学校・R高等学校、N中等部 合同卒業式を大阪府で開催」(2026年3月16日)。日時、会場、式次第、配信、「どなたでも視聴可能」
- N高等学校・S高等学校・R高等学校「令和七年度 N高等学校・S高等学校・R高等学校、N中等部 合同卒業式を大阪府で挙行」(2026年3月31日)。卒業・修了1万1,776人(高校1万1,141人、N中等部635人)、特別表彰25人、ゲスト。発表の末尾の概要欄は年が「2025年」となっているが、本文の2026年3月25日を採った
- N高等学校・S高等学校・R高等学校「2025年4月にR高等学校を開校する群馬県で令和六年度N高等学校・S高等学校・N中等部合同卒業式 開催」(2025年3月31日)。2025年3月28日、ベイシア文化ホール、1万544人、卒業旅行ツアー14人
- N高等学校・S高等学校・R高等学校「令和五年度 N高等学校・S高等学校・N中等部 合同卒業式」(2024年3月27日)。2024年3月23日、おかやま未来ホール、9,315人(2024年3月8日集計)。発表の末尾の概要欄は年が「2023年」となっているが、本文の2024年3月23日を採った
- 通信制高校があるじゃん!「約8,000名が卒業 令和4年度N/S高・N中等部合同卒業式」(2023年4月3日)。2023年3月26日、新潟テルサ、N/S高7,239人・N中等部434人
- 角川ドワンゴ学園 公式YouTube「【N/S高】卒業式(令和三年度)」。2022年3月24日(木)14時開式
- N高等学校・S高等学校・R高等学校 特設サイト「令和七年度卒業式」「令和六年度」「令和五年度」「2022年度」の各卒業式ページ。2026年11月1日確認
- N高等学校・S高等学校・R高等学校「年間イベント」。卒業式はニコニコ生放送で配信し、卒業生はコメントで参加する。2026年11月1日確認
- N高グループ新聞「【卒業式】N/S高生活、最後まで完璧に楽しみたいよね?」(2023年7月28日)、「N/Sの卒業式に参加してみた!」(2023年7月)。会場への出席は申し込み制で義務ではないこと、在校生はふつう会場に入れないこと、会場に来た卒業生は約100人、持ち物と服装
- 学外用 N高グループナレッジベース「卒業後の証明書発行について」。Webで申請、手数料(送料こみ)、1〜2週間(英文約3週間)、申請できる人。2026年11月1日確認
- N高等学校・S高等学校・R高等学校「よくある質問」。卒業の5つの要件。2026年11月1日確認
- N高等学校・S高等学校・R高等学校「必修授業」。卒業時期は3月・6月・9月・12月。2026年11月1日確認
- サンケイホールブリーゼ「劇場概要」。912席。新潟テルサ「ホール」。1,510席。2026年11月1日確認
- 席の数と卒業する人の数の比は、上の資料を当サイトで計算したものです

