不登校

川口市のフリースクールと不登校支援|市の教室は東西南北の4か所、曜日で開く時間が違う。学びの多様化学校も開校

川口市のフリースクール。市の教室は東西南北の4か所
杉野 一樹

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川口市で、学校に行きにくい子の通い先を探している。フリースクールのほかに、市の教室はあるのか。

そういう保護者に向けて、川口市と埼玉県の公表資料でわかることを並べます。

先に答えです。川口市の教室は、東・西・南・北の4か所にあります。曜日によって、開く時間が違います。

フリースクールの利用料の補助は、市のページで見当たりませんでした。

この記事で分かること
  • 市の地域教育支援センターは4か所。午前だけの曜日がある
  • 入口は、教育研究所の教育相談室(電話で予約)
  • 家から出にくい子には、訪問相談がある
  • 学びの多様化学校「芝園学園中学校」が令和8年4月に開校
  • フリースクールの利用料の補助は、市のページで見当たらない
学校に行かなくなったあとの4つの段階。いま、学び直し、進路、その先
学校に行かなくなったあとの4つの段階。この記事は「いま」の話です。

川口市の不登校:令和6年度は1,503人

川口市の協議会がまとめた提言に、市の数字が載っています。令和6年度の調査結果です。

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区分 不登校の人数 うち新しく不登校になった子
小学校549人289人
中学校954人266人
合計1,503人555人

合計の「555人」は当サイトの足し算です。

前の年度の1,602人から、減少に転じました。全国では増え続けている中での減少です。

小学校では、不登校の子の半分以上が、その年度に新しく休み始めた子でした。

入口は、教育研究所の教育相談室

川口市の相談の窓口は、市立教育研究所です。上青木のSKIPシティの中に分室があります。

相談 内容
電話相談平日9時〜16時30分(正午から1時間は除く)
来室の相談予約制。教育相談室に電話で予約
訪問相談訪問相談員が家に来る。1時間程度
医療相談精神医療の専門医。原則、毎月第3火曜

訪問相談は、家に引きこもりがちな子が対象です。申し込みは、学校か教育研究所に相談します。

市の教室に通う場合も、まず教育研究所で相談します。

地域教育支援センター:4か所、曜日で時間が違う

川口市の教室は「地域教育支援センター」といいます。小学生は「わくわくスクール」、中学生は「チャレンジスクール」です。

対象は、不登校の状態にある小中学生です。市内に住んでいるか、市内の小中学校に在籍している子が通えます。

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センター 場所 午後まで開く曜日 午前だけの曜日
東東本郷小学校内月・火・木水・金
西上青木公民館内火・木・金なし(月・水は開かない)
南朝日教室内火・水・木月・金
北神根東小学校内月・火・水木・金

開く時間は、どこも午前10時からが基本です。午後まで開く日は14時半ごろまで、午前だけの日は正午までです。

西だけは、月曜と水曜に開いていません。木曜は11時からです。

通える曜日と場所を、先に合わせてください(当サイトの読み)。祝日や、会場の学校の振替休業日は休みです。

教室でやること

学習の時間、体験活動、スポーツ活動、教育相談があります。提言は、自学自習を基本にした指導とカウンセリングを行うと書いています。

学校の中の「ほっとルーム」

川口市は、学校の中にも居場所をつくっています。校内教育支援センター「ほっとルーム」です。

令和5年度にモデル校で始まり、令和6年度から支援員が置かれています。在籍校にあるかどうかは、学校に聞いてください。

学びの多様化学校:芝園学園中学校

川口市は令和8年4月に、学びの多様化学校を開きました。不登校の子に合わせた教育課程を組める、文部科学省指定の中学校です。

項目 内容
名称川口市立芝園学園中学校
場所川口市芝園町
生徒数各学年15名程度(1学級)
授業時間年間の授業時数を2割程度減らす
始業1時間程度遅らせる

学校指定の制服はありません。学び直しの時間と、気持ちを落ち着ける場所があります。

対面の教育活動を重視する学校です。人とのふれ合いを通じた社会的な自立を目指す、としています。

転入学には、説明会への参加が必須

令和9年度の初めに転入学するには、説明会への参加が必須でした。説明会はすでに開かれ、申し込みは終わっています。

これから検討する場合は、次の募集の時期を市の教育委員会に聞いてください。問い合わせ先は、市の「学びの多様化学校」のページに載っています。

ほかの市の学校や、全国の数は学びの多様化学校とはにまとめました。

フリースクール:補助と一覧は見当たらない

川口市のページでは、フリースクールの利用料の補助は見当たりませんでした。市がまとめた民間施設の一覧も、見当たりませんでした。

埼玉県は、不登校の子と保護者を支える民間団体の一覧を公開しています。令和6年度版で、所在地が川口市の団体は3つでした(当サイトで数えた数)。

市内の施設は多くありません。さいたま市や東京都内の施設も、選択肢に入ります(当サイトの読み)。

さいたま市が公開している施設の一覧と、県の補助の考え方は埼玉のフリースクールにまとめました。

フリースクールに通う日が出席になるかは、在籍校の校長が決めます。考え方は不登校の出席扱いに書きました。

家から参加できるオンラインのフリースクールも、通い先の候補になります。

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明光義塾が運営するオンラインのフリースクールです。出席扱いの実績があります。資料請求をしても入会の義務はありません。PR

動く前に確かめる4つ

川口市で不登校の通い先を探す前に確かめる4つ。教育研究所の相談(来室は電話で予約)、通える曜日と場所(午前だけの曜日がある)、訪問相談(学校か教育研究所に申し込む)、フリースクールの費用(市の補助は見当たらない)
動く前に確かめる4つ。入口は教育研究所の相談です。
  1. 教育研究所の相談(来室は電話で予約)
  2. 通える曜日と場所(午前だけの曜日がある)
  3. 訪問相談(学校か教育研究所に申し込む)
  4. フリースクールの費用(市の補助は見当たらない)

よくある質問

Q. 川口市にフリースクールの利用料の補助はありますか。

A. 市のページでは見当たりませんでした。埼玉県にも、独自の補助は見当たりません。

Q. 市の教室は、毎日通えますか。

A. センターによって違います。午前だけの曜日や、開かない曜日があります。

Q. 家から出られない子に使える支援はありますか。

A. 訪問相談があります。訪問相談員が家に来て、1時間程度、相談にのります。

Q. 学びの多様化学校には、いつでも入れますか。

A. 令和9年度の初めの転入学は、説明会への参加が必須でした。次の時期は市に確かめてください。

まとめ

  • 川口市の地域教育支援センターは東・西・南・北の4か所。曜日で開く時間が違う
  • 入口は教育研究所の教育相談室。来室の相談は電話で予約
  • 家から出にくい子には訪問相談、専門医の医療相談もある
  • 学びの多様化学校「芝園学園中学校」は令和8年4月に開校。各学年15名程度
  • フリースクールの利用料の補助と施設の一覧は、市のページで見当たらない

出典

  • 川口市「教育相談」(2026年5月31日更新)。電話相談・訪問相談・医療相談、地域教育支援センター(わくわくスクール・チャレンジスクール)の対象、4か所の場所と曜日別の開設時間。「午後まで開く曜日」「午前だけの曜日」の整理は当サイトで行った
  • 川口市不登校児童生徒支援協議会「不登校児童生徒支援に関する提言」(令和8年3月26日)。令和6年度の不登校児童生徒数(小学校549人・中学校954人・計1,503人、前年度1,602人)、新規不登校(小学校289人・中学校266人)、校内教育支援センター「ほっとルーム」、地域教育支援センターの4拠点
  • 川口市「学びの多様化学校(令和8年4月開校)」(2026年10月1日更新)。川口市立芝園学園中学校の概要、特徴、令和9年度当初転入学に関する説明会(参加必須、申込期間は終了)
  • 埼玉県教育委員会「不登校の子供とその保護者を支援する民間活動団体・施設」一覧(令和6年度版)。所在地が川口市の団体数は当サイトで数えた
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杉野 一樹(ペンネーム)
杉野 一樹(ペンネーム)
不登校・進路情報編集者
「みちほどき」運営者。 不登校や学校に行きづらくなった子どもと保護者に向けて、出席扱い、学習支援、フリースクール、通信制高校、高卒認定、進学・就職などの情報を発信しています。 専門家や当事者としてではなく、文部科学省や自治体、学校などが公開する情報を確認し、制度や選択肢をわかりやすく整理することを大切にしています。 「学校に戻る」だけではない、その子に合った次の道を考えるための情報サイトを目指しています。
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