不登校

松山市のフリースクールと不登校支援|利用料の半額・月1万円までの補助。認定11施設と、申請期間・対象外になる場合

松山市のフリースクール。月1万円までの補助と11施設
杉野 一樹

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松山市で、学校に行きにくい子の通い先を探している。フリースクールの費用に、補助はあるのか。

そういう保護者に向けて、松山市の公表資料でわかることを並べます。

先に答えです。松山市は、フリースクールの利用料の半額を、月1万円まで補助しています。令和8年度に始まった制度です。

対象は、市が認定した施設だけです。申請できる期間も決まっています。

この記事で分かること
  • 補助は利用料の半額で、子ども1人につき月1万円まで
  • 対象は市が認定した11施設。一覧にない施設は対象外
  • 申請できる期間は年に2回。領収書が要る
  • 欠席が年間30日に届く前の利用や、入会金は対象外
  • 市の居場所は、松山わかあゆ教室と北条文化の森教室
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松山市の補助:利用料の半額、月1万円まで

制度の名前は「松山市フリースクール等利用補助金」です。保護者に直接出る補助です。

項目 内容
金額利用料の2分の1(千円未満は切り捨て)
上限子ども1人につき、1か月1万円
対象の子年間30日以上欠席している不登校の小中学生
在籍松山市内の公立の小中学校(国立を含む)
住所保護者と子どもが松山市内に住んでいる
施設市の教育委員会が認定したフリースクール等

同じ目的の、ほかの公的な補助を受けていないことも条件です。

月の利用料ごとの補助額を、当サイトで計算しました。

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月の利用料 補助額 自己負担
1万円5,000円5,000円
2万円1万円1万円
3万円1万円2万円

利用料が月2万円を超えると、補助は1万円のままです。

申請できる期間は年に2回

補助は、利用した後にまとめて申請します。期間を過ぎると受け付けられません。

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利用した期間 申請の期間 交付の予定
令和8年4月〜8月令和8年9月1日〜10月15日令和8年11月〜12月
令和8年9月〜12月令和9年1月1日〜2月15日令和9年3月〜4月

表にない1月〜3月の利用分は、まだ決まっていません。市は、新しい年度の予算が成立した後に案内するとしています。

申請は、電子申請・郵送・持参のどれかです。出す先は、教育支援センター事務所です。

領収書は捨てない

申請には、各月の利用料を支払ったことがわかる書類が要ります。施設の利用状況の報告書も出します。

領収書は月ごとに残し、申請期間の初めに出せるようにしておいてください(当サイトの読み)。

対象から外れる場合

利用料を払っていても、補助が出ない場合があります。市のページから拾いました。

  • 欠席が年間30日に届く前の利用。対象になるのは、30日以上を満たした日より後の利用分
  • 申請する期間の中に、利用した日が1日もない
  • 市の認定を受けていない施設の利用料
  • 体験利用の料金、入会金、更新料
  • 飲食費、交通費、遠足など施設の外での活動の費用

私立の小中学校に在籍する子は、対象の条件に入っていません。

休み始めたばかりで、欠席がまだ30日に届いていない場合は注意してください。届く前の月の利用料は、対象になりません。

市が認定した11施設

補助の対象になる施設は、市のページに載っています。確かめた時点で11施設でした。

施設 所在地
フリースクール エルート松山市萱町
フリースクール楓松山市南堀端町
フリースクール たんぽぽの綿毛松山市祝谷
オルタナティブスクール ミエール松山市萱町
体験学習スクール春夏秋冬松山市枝松
翼学園松山市余戸南
フリースクール おん東温市横河原
フリースクール太陽と月松山市宮西
つみき学習室松山市森松町
コドモノイバショ松山市湊町
joypoi松山市水泥町

松山市内が10施設、東温市が1施設です。市は、施設からの申請にもとづいて一覧を随時更新するとしています。

市は、一覧に施設の料金を載せていません。料金は各施設に確かめます。

認定は年度ごと

認定の期間は、認定の日から3月31日までです。施設は、年度ごとに更新の手続きをします。

年度が変わったら、通っている施設が一覧に残っているか見直してください(当サイトの読み)。

認定の基準

市は、認定のガイドラインを公開しています。保護者に関係が深いのは次の項目です。

  • 学校の授業がある時間帯に、子どもを受け入れられる
  • 在籍校に、通所の状況を定期的に伝えている
  • 入会金や授業料について、保護者に適切に知らせている
  • 受け入れのときに面接をして、子どもの状況をつかんでいる

市は書類の審査のあと、施設を訪ねて調べます。

市の居場所と相談先

松山市は、まず学校に相談するよう案内しています。学校以外の窓口は次のとおりです。

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窓口・教室 内容 時間
こども相談課0〜18歳の子の相談平日8時30分〜21時
教育支援センター事務所個別相談、学習支援、保護者の会電話で確かめる
松山わかあゆ教室少人数の教室(築山町)平日9時〜15時
北条文化の森教室少人数の教室(北条図書館内)平日9時45分〜15時

こども相談課は、土日祝も17時まで相談を受けています。

2つの教室では、自主学習やスポーツ、体験活動をします。市は、学校で出席扱いになるよう学校と連携しているとしています。

保護者の会「にわとりの会」

教育支援センター事務所は、保護者の集まりを開いています。事前の申し込みは要りません。

開く日と場所は、市のページで確かめられます。

通信制高校のことは松山の通信制高校に書きました。

家から参加できるオンラインのフリースクールも、通い先の候補になります。

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明光義塾が運営するオンラインのフリースクールです。出席扱いの実績があります。資料請求をしても入会の義務はありません。PR

動く前に確かめる4つ

松山市でフリースクールに通う前に確かめる4つ。認定施設か(市の一覧にない施設は対象外)、欠席が30日以上か(届く前の利用は対象外)、申請の期間(年に2回。領収書を残す)、在籍校が出席扱いにするか(決めるのは校長)
動く前に確かめる4つ。補助は認定施設だけです。
  1. 認定施設か(市の一覧にない施設は対象外)
  2. 欠席が30日以上か(届く前の利用は対象外)
  3. 申請の期間(年に2回。領収書を残す)
  4. 在籍校が出席扱いにするか(決めるのは校長)

よくある質問

Q. 松山市のフリースクール補助は、いくら出ますか。

A. 利用料の半額で、子ども1人につき月1万円までです。

Q. どのフリースクールでも補助は出ますか。

A. 市が認定した施設だけです。認定施設は市のページに載っています。

Q. 入会金は補助の対象ですか。

A. 対象外です。体験利用の料金や交通費も対象外です。

Q. 認定施設に通えば、出席扱いになりますか。

A. 決めるのは在籍校の校長です。考え方は不登校の出席扱いにまとめました。

まとめ

  • 松山市は令和8年度から、利用料の半額を月1万円まで補助している
  • 対象は市が認定した11施設。松山市内10、東温市1
  • 申請できる期間は年に2回。領収書と利用状況の報告書が要る
  • 欠席が年間30日に届く前の利用、入会金、体験利用の料金は対象外
  • 市の居場所は、松山わかあゆ教室と北条文化の森教室

出典

  • 松山市「松山市フリースクール等利用補助金」(2026年9月1日更新)。補助対象者の要件、補助対象経費と対象外の経費、補助金額(2分の1、千円未満切り捨て、1人1か月1万円上限)、交付申請期間、認定施設11か所の名称と所在地、申請書類。月の利用料ごとの補助額は当サイトで計算した
  • 松山市「松山市フリースクール等利用補助事業におけるフリースクール等の認定について」(2026年4月22日更新)、同「認定に係る申請要項」「認定ガイドライン」(令和8年3月24日制定)。認定基準、書類審査と訪問調査、認定の期間(3月31日まで)、更新
  • 松山市「学校に登校しづらい児童生徒の保護者の方へ」(令和8年)。こども相談課、教育支援センター事務所、松山わかあゆ教室、北条文化の森教室、出席の扱い
  • 松山市教育支援センター事務所「With」VOL.5。補助金の受付開始、にわとりの会
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杉野 一樹(ペンネーム)
杉野 一樹(ペンネーム)
不登校・進路情報編集者
「みちほどき」運営者。 不登校や学校に行きづらくなった子どもと保護者に向けて、出席扱い、学習支援、フリースクール、通信制高校、高卒認定、進学・就職などの情報を発信しています。 専門家や当事者としてではなく、文部科学省や自治体、学校などが公開する情報を確認し、制度や選択肢をわかりやすく整理することを大切にしています。 「学校に戻る」だけではない、その子に合った次の道を考えるための情報サイトを目指しています。
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