通信制高校

第一学院高校(通信制)|高萩校と養父校の2校。授業料は支援金で実質0円、学校の基本費用は1年目7万5,300円。コースの指導料と本校スクーリングの宿泊費は別

杉野 一樹

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第一学院高校が気になっている。学費はいくらか。キャンパスは、サポート校なのか。

そういう方に向けて書きます。

先に答えです。第一学院高校は、茨城県高萩市と兵庫県養父市に本校がある2つの学校です。どちらも、株式会社ウィザスが運営しています。

学校の公開資料で計算すると、授業料は国の支援金で実質0円になります。

入学した年の学校の基本費用は、7万5,300円です。

ただし、コースごとの指導料と、本校スクーリングの宿泊費は別にかかります。

この記事は、国の公表データと、学校が公開している資料だけで書いています。

この記事で分かること
  • 高萩校と養父校の2校。どちらも株式会社立で、生徒の9割近くが全国のキャンパスに所属
  • 授業料は1単位1万2,000円。支援金の範囲に収まり、実質0円になる計算
  • 学校の基本費用は、入学金と施設設備費・指導関連費で1年目7万5,300円
  • コース別の指導料、本校集中スクーリングの宿泊費(1泊8,635円)と交通費は別

先に答え:国の一覧で見る第一学院

文部科学省の通信制高校の一覧から、2校の行を抜き出しました。

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学校 本校 定員 在籍
第一学院高校 高萩校茨城県高萩市7,500人5,404人
第一学院高校 養父校兵庫県養父市6,000人3,427人

2校とも、設置者は株式会社ウィザスです。学校を認可した役所(所轄庁)は、県ではなく高萩市と養父市です。株式会社が学校を作れる「構造改革特別区域」の仕組みによるものです。

2校を合わせた在籍は、8,831人です。

学校ごとの順位は通信制高校の人気校に書きました。

学校のページによると、新入学は4月で、転入・編入は随時です。卒業の時期は、春と秋の年2回あります。

キャンパス:すべて「学習の支援施設」。生徒の9割近くが所属

国の一覧で、2校のキャンパスを集計しました。

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学校 キャンパスの数 キャンパスに所属する生徒
高萩校30か所4,837人(90%)
養父校24か所2,937人(86%)

国の一覧の区分は、すべて「学習等支援施設」です。

在籍0人のキャンパスは1か所だけでした。定員を超えているキャンパスは、ありません。

学校のページでは、キャンパスは全国68か所です。この数には、提携キャンパスやグループ内のキャンパスも含むとされています。

「第一学院 サポート校」と調べる前に

国の制度では、キャンパスは高校と連携する「通信教育連携協力施設」です。一般に「サポート校」と呼ばれる形に近い施設です。

第一学院の資料では、キャンパスごとに、ベーシック・スタンダード・プレミアムなどのコースがあります。コース別の指導料も設定されています。高校の授業料とは別に、確かめてください。

専門コースの一部は、ほかの会社と組んで行われています。サポート校の仕組みは通信制高校とサポート校の違いに書きました。

学費:授業料は実質0円、基本費用は1年目7万5,300円

学校は、情報公開の資料で費用を公開しています。高萩校と養父校で同じ金額です。

費用 金額
入学検定料1万円
入学金(入学した年だけ)1万円
授業料1単位1万2,000円(25単位で30万円)
施設設備費・指導関連費6万5,300円
合計(入学検定料を除く)37万5,300円

施設設備費・指導関連費には、教材費や保険料、システム使用料などが含まれます。

支援金を引くと

国の就学支援金には、私立の通信制で、単位ごとの上限と年間の上限があります。

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上限 支援金 第一学院の授業料
1単位あたり1万3,668円1万2,000円
1年あたり33万7,200円30万円(25単位)

どちらも上限の中に収まります。支援金を当てはめると、授業料は実質0円になる計算です。

項目 金額
入学金1万円
施設設備費・指導関連費6万5,300円
1年目の学校の基本費用7万5,300円

当サイトで計算しました。学校のページも、入学金・施設設備費・特別指導料・指導関連費は支援金の対象外としています。支援金の仕組みは通信制高校の学費にまとめました。

別にかかる費用

資料には、次の費用が別にかかると書かれています。

  • 本校集中スクーリングの運営費(1泊8,635円×泊数)と、交通費
  • コース別に設定された指導料など

コースの指導料の金額は、公開資料には載っていません。通うキャンパスとコースを決めてから、年間の総額を資料や説明会で聞いてください。

生徒の数と、卒業後の進路

学校は、2026年5月時点の数字を、キャンパスごとに公開しています。学校ごとの合計です。

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項目 高萩校 養父校
在籍5,280人3,496人
2026年度の入学1,544人842人
2025年度の卒業2,298人1,514人
うち大学等への進学(学校の区分)1,589人1,032人

2校を合わせると、学校が「大学等進学者」に分類した卒業生は7割近くです(当サイトで計算)。

教員の数は、高萩校が183人、養父校が109人です。通信制高校全体の進路は通信制高校は人生終わり?に書きました。

第一学院を検討するときに聞く4つ

第一学院高校を検討するときに聞く4つ。コースの指導料と年間の総額(公開資料に金額が載っていない)、本校スクーリングの泊数と交通費(1泊8,635円×泊数、交通費は実費)、通うキャンパスの在籍(生徒の9割近くがキャンパスに所属)、転入・編入の場合の費用(入学の時期で変わる)
第一学院で聞く4つ。費用と、キャンパスと時期。
  1. 選ぶコースの指導料と、年間の総額(公開資料に金額がない)
  2. 本校集中スクーリングの泊数と、交通費(1泊8,635円×泊数)
  3. 通うキャンパスの在籍(国の一覧でも確かめられる)
  4. 転入・編入の場合の費用(入学の時期で変わる)

資料や説明会で聞く内容です。コースの費用が学費に含まれている学校と並べると、比べやすくなります。

在籍数が1位のN高等学校も、資料を取り寄せて比べられます。学費の組み立てはN高等学校(通信制)にまとめました。

ネット×リアルで高卒資格+進路実現!KADOKAWA・ドワンゴが贈る通信制高校【N高等学校】

KADOKAWAとドワンゴが運営する広域通信制です。対象は中学3年生から高校生・高校中退の人。資料を請求しても入学の義務はありません。PR

まとめ

  • 第一学院高校は、高萩校(茨城)と養父校(兵庫)の2校。設置者は株式会社ウィザスで、所轄庁は市
  • キャンパスはすべて学習の支援施設で、生徒の9割近くが所属。在籍0人は1か所だけ
  • 授業料は1単位1万2,000円で、支援金の範囲に収まり実質0円。学校の基本費用は1年目7万5,300円
  • コース別の指導料と、本校集中スクーリングの宿泊費・交通費は別にかかる
  • 2025年度の卒業生のうち、学校が「大学等進学者」とした人は7割近く

出典

  • 文部科学省「通信制高等学校 詳細検索用エクセル」(令和7年5月1日時点)。第一学院高等学校高萩校・養父校の本校情報(所轄庁、設置者、定員、在籍)と、通信教育連携協力施設54か所の種別・定員・在籍。集計は当サイト
  • 第一学院高等学校「学校概要」(本校2校、全国68キャンパス〈2026年4月時点、提携・グループ内キャンパス含む〉、入学・卒業の時期、2026年9月14日確認)
  • 第一学院高等学校 高萩校・養父校「学校情報」(情報公開資料、2026年5月1日時点の教職員数・在籍者数・入学者数・卒業者数・進路の状況、入学料・授業料・その他費用、コースの種類)
  • 第一学院高等学校「就学支援金」(対象となる授業料と対象外の費用)
  • 文部科学省「高等学校等就学支援金・新制度の概要」(私立通信制の上限 年33万7,200円、1単位1万3,668円)
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杉野 一樹(ペンネーム)
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不登校・進路情報編集者
「みちほどき」運営者。 不登校や学校に行きづらくなった子どもと保護者に向けて、出席扱い、学習支援、フリースクール、通信制高校、高卒認定、進学・就職などの情報を発信しています。 専門家や当事者としてではなく、文部科学省や自治体、学校などが公開する情報を確認し、制度や選択肢をわかりやすく整理することを大切にしています。 「学校に戻る」だけではない、その子に合った次の道を考えるための情報サイトを目指しています。
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