不登校

町田市のフリースクールと不登校支援|市が公開する17団体の利用料と、通っている町田の子の人数。都の助成は月2万円まで

町田市のフリースクール。17団体の利用料と都の助成
杉野 一樹

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町田市で、学校に行きにくい子の通い先を探している。フリースクールはどこにあって、いくらかかるのか。

そういう保護者に向けて、町田市の公表資料でわかることを並べます。

先に答えです。町田市は、フリースクール等17団体の情報を公開しています。利用料と、通っている町田市の子の人数まで載っています。

費用の面では、東京都の助成が月2万円まで使えます。

この記事で分かること
  • 市が公開する17団体のうち、市内は12団体
  • 利用料は無料から月5万円台まで。無料の所が2つある
  • 町田市の子がいちばん多いのは、放課後等デイサービスの39人
  • 東京都の助成は、利用料に月2万円まで
  • 市の教室は、けやき・くすのきと、分室のやどかり教室
学校に行かなくなったあとの4つの段階。いま、学び直し、進路、その先
学校に行かなくなったあとの4つの段階。この記事は「いま」の話です。

町田市が公開する17団体

町田市の教育委員会は、フリースクール等との連絡会を開いています。参加している団体の情報を、市が一覧にして公開しています。

この一覧から、場所と利用料、町田市の子の人数を抜き出しました。一覧の日付は出典に書きました。

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団体 場所 利用料(一覧の記載) 町田市の子
YUME School 町田校原町田週1で月3万円〜週5で月5万5,000円18人
ありんくりん町田中町月約5,000〜1万円0人
トライ式中等部 町田キャンパス森野月謝4万4,000円と設備費2人
フリースクール「ひなた」三輪緑山週3回で月3万8,000円など0人
フリースクールはっちゃく野津田町月2万〜3万5,000円18人
N中等部中町登校日数で変わる15人
小さなイエナスクールゆに〜く高ヶ坂月2万円から10人
探求フリースクール・マチラボ中町週1で月1万9,800円〜週5で月5万4,800円16人
適応支援室「いぐお〜る」金井ヶ丘(和光大学)無料5人
ウェルフェーション成瀬駅前南成瀬受給者証の範囲内15人
八洲学園中等部 町田分室森野学費無料(教材費が年5,000円)3人
自由な学び場SOU!大蔵町所得に応じた月額上限(国の定め)39人
飛鳥未来中等部初等部 立川教室立川市週2日で月3万円から0人
ジュニアスクールPAL立川立川市月平均2万8,000〜4万円0人
星槎学園北斗校横浜市緑区年63万円15人
横浜シュタイナー学園横浜市緑区月5万8,000円12人
フリースクール鈴蘭学園相模原市月2万1,000円から0人

市内にあるのは12団体、市外は5団体です。当サイトで数えました。

利用料は、各団体が一覧に書いた内容です。入会金などが別にかかるかは、各団体に確かめてください。

一覧の読み方

無料の所が2つある

和光大学の「いぐお〜る」は無料です。大学生と大学院生のスタッフと過ごす、週1回の居場所です。小学生は5年生からです。

八洲学園中等部の町田分室は、学費が無料です。教材費が年5,000円かかります。対象は中学生です。

受給者証で使う施設が2つある

「自由な学び場SOU!」は、放課後等デイサービスです。午前から開いていて、町田市の子が39人通っています。

これは、一覧の中でいちばん多い人数です。

「ウェルフェーション成瀬駅前」も、受給者証の範囲内で使う施設です。

どちらも、使うには受給者証が要ります。制度の中身は放課後等デイサービスと不登校にまとめました。

対象の学年を先に確かめる

中学生だけを対象にしている所が3つあります。トライ式中等部、N中等部、八洲学園中等部です。

小学生に学年の条件がある所もあります。立川の2つの教室は、小学4年生からが基本です。

町田市の子は、合わせて168人

17団体に通う町田市の子は、合わせて168人でした(当サイトの足し算)。

市内の子が多い施設は、市内の学校との連絡に慣れている可能性があります(当サイトの読み)。見学のときに、出席扱いの実績を聞いてみてください。

費用:東京都の助成が月2万円まで

町田市のページは、東京都の助成を案内しています。「町田市の事業ではありません」と注記されています。

市独自の上乗せは、市のページで見当たりませんでした。

都の助成は、利用料に月2万円までです。所得制限はなく、入会金や教材費は対象外です。

月2万円から通える所なら、利用料の大半を助成でまかなえる計算です。

月謝が高い所では、助成を引いても3万円あまりが残ります。

助成の条件は東京都の不登校支援にまとめました。

市の教室:けやき・くすのき・やどかり

町田市の教育支援センターには、3つの教室があります。

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教室 対象・場所 開く日
けやき教室小学生。教育センター内時間割は市のページに掲載
くすのき教室中学生。教育センター内時間割は市のページに掲載
やどかり教室(分室)堺市民センター3階火曜と木曜の9時〜16時

通いたいときは、保護者が教育支援センターに直接連絡します。見学と面談のあと、体験通室から始めます。

教育センターは、2025年7月に仮設の施設へ移っています。場所は、連絡のときに確かめてください。

分教室「ゆめのき」と、学びの多様化学校

町田市には、山崎中学校の分教室「ゆめのき」があります。2025年度に開かれた、学びの多様化学校の分教室です。

項目 内容
授業学年相当の集団授業
テスト・成績ほかの学校と同じように行う
登校時間9時

入るには、入室説明会への参加が必須です。説明会のあと、相談と体験を経て、検討委員会が入室を決めます。

2026年度の説明会は、次の内容でした。

項目 内容
対象小学6年生、中学1・2年生
入室の時期2027年1月または4月

学年相当の集団授業なので、学び直しから始めたい子は、教育支援センターが先になります(当サイトの読み)。

学びの多様化学校は2029年4月の予定

市は、分教室とは別に、学びの多様化学校の開校を目指しています。基本構想では、2029年4月の開校予定です。

場所は南成瀬で、小学生も対象にする構想です。

通信制高校の拠点は町田の通信制高校に書きました。

家から参加できるオンラインのフリースクールも、通い先の候補になります。

クラスジャパン小中学園の資料を請求する(無料)

明光義塾が運営するオンラインのフリースクールです。出席扱いの実績があります。資料請求をしても入会の義務はありません。PR

動く前に確かめる4つ

町田市で不登校の通い先を探す前に確かめる4つ。対象の学年(中学生だけの所がある)、月謝以外の費用(入会金や設備費)、都の助成(利用料に月2万円まで)、在籍校が出席扱いにするか(決めるのは校長)
動く前に確かめる4つ。利用料と対象は団体で違います。
  1. 対象の学年(中学生だけの所がある)
  2. 月謝以外の費用(入会金や設備費)
  3. 都の助成(利用料に月2万円まで)
  4. 在籍校が出席扱いにするか(決めるのは校長)

よくある質問

Q. 町田市にフリースクールの助成はありますか。

A. 市のページは東京都の助成を案内しています。市独自の上乗せは見当たりませんでした。

Q. 一覧に載っている団体なら、出席扱いになりますか。

A. 決めるのは在籍校の校長です。考え方は不登校の出席扱いにまとめました。

Q. 無料で通える所はありますか。

A. 一覧では2つです。市の教育支援センターの教室も、通い先の一つです。

Q. 相模原市の支援は?

A. 相模原市の不登校支援に書きました。

まとめ

  • 町田市は、連絡会に参加するフリースクール等17団体の情報を公開している
  • 市内は12団体。利用料は無料から月5万円台まで
  • 通う町田市の子は合わせて168人。いちばん多いのは放課後等デイサービスの39人
  • 東京都の助成は月2万円まで。市独自の上乗せは見当たらない
  • 市の教室は、けやき・くすのき・やどかり。分教室ゆめのきは説明会が必須

出典

  • 町田市「市の不登校施策について」(2026年9月16日更新)と「フリースクール等情報一覧【2026年度第1回】」(2026年7月30日現在)。フリースクール等連絡会、17団体の名称・所在地・活動日・利用料・対象・在籍人数・町田市在住の児童生徒の人数。市内と市外の数、町田市在住の合計は当サイトで数えた
  • 町田市「不登校のお子さんの学びの場について」(2026年6月18日更新)。教育支援センター、分室やどかり教室、学びの多様化学校分教室ゆめのき、東京都フリースクール等利用者等支援事業の案内(町田市事業ではない旨の注記)
  • 町田市「教育支援センター(けやき教室・くすのき教室・やどかり教室)」(2026年6月8日更新)。対象、入室の申し込み、2025年7月の移転、やどかり教室の開室日時
  • 町田市「学びの多様化学校分教室ゆめのき 入室説明会のお知らせ」(2026年度)。対象、特徴(学年相当の集団授業、テストと成績評価、登校時間9時)、入室までの流れ
  • 町田市「(仮称)町田市学びの多様化学校基本構想」。2029年4月開校予定、場所、対象
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杉野 一樹(ペンネーム)
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不登校・進路情報編集者
「みちほどき」運営者。 不登校や学校に行きづらくなった子どもと保護者に向けて、出席扱い、学習支援、フリースクール、通信制高校、高卒認定、進学・就職などの情報を発信しています。 専門家や当事者としてではなく、文部科学省や自治体、学校などが公開する情報を確認し、制度や選択肢をわかりやすく整理することを大切にしています。 「学校に戻る」だけではない、その子に合った次の道を考えるための情報サイトを目指しています。
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