相模原の不登校支援|フリースクールの利用料を月2万円まで補助。所得の条件なし、町田や八王子の施設も対象
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子どもがフリースクールに通っている。月謝が重い。相模原市に補助はあるのか。
そういう方に向けて書きます。
先に答えです。相模原市は、フリースクールの利用料を月2万円まで補助しています。所得の条件はありません。
2万円までなら、払った利用料の全額が対象です。ただし、登録された施設であることと、申請の期間には注意が必要です。
- 相模原市はフリースクールの利用料を月2万円まで補助する。上限までは全額が対象
- 所得の条件はない。対象は市が登録した28施設で、市外や東京都の施設も入っている
- オンライン利用や、1回も通わなかった月は対象外
- 申請期間は上半期分が10月、下半期分が3月の1か月だけ
先に答え:相模原市は「利用料を月2万円まで」
このシリーズで見てきた自治体と並べると、相模原市の特徴が分かります。
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相模原市は、利用料そのものへの補助としてはこのシリーズでいちばん手厚い形です。岡山市が「半額・月1万円まで」なのに対し、相模原市は「全額・月2万円まで」です。
たとえば月の利用料が1万8,000円なら、補助も同じ額です。
月3万円なら、補助は上限の2万円になります。
対象になる条件
市の要綱と申請の手引きでは、次の条件がそろえば対象です。
| 条件 | 中身 |
|---|---|
| 子どもの住所 | 相模原市内に住んでいる(保護者の住所は問わない) |
| 学校 | 小学校・中学校・義務教育学校に在籍している不登校の子 |
| 通い先 | 市が登録した「市登録フリースクール」 |
| 同意 | 市・在籍校・施設が情報を共有することに同意する |
市税の滞納がないことも条件です。
要件に、世帯の所得や「出席扱い」は書かれていません。沖縄県や仙台市と違うところです。
その代わり、事前登録した情報は市から在籍校と施設に伝えられます。学校には知られずに使う、という制度ではありません。
対象にならない費用
| 対象外 | 中身 |
|---|---|
| 入学費・施設整備費・交通費 | 対象は利用料・実習費・教材費だけ |
| 1回も通所しなかった月 | オンラインでの利用は通所に当たらない |
| 放課後等デイサービス | 障害児通所支援の費用 |
| ほかの補助を受ける費用 | 重ねて受けられない |
補助の額は税抜の金額で計算します。オンラインだけで利用した月は、1円も出ません。
登録施設は28。市外や東京都の施設も入っている
補助の対象になるのは、市が登録した施設だけです。市の一覧は次のとおりでした。
- 一覧の時点:2026年8月10日
- 載っていた施設:28施設
| 場所 | 施設数 |
|---|---|
| 相模原市内(緑区2・中央区5・南区1) | 8 |
| 横浜市 | 5 |
| 県内のほかの市(海老名・座間・藤沢・厚木) | 6 |
| 東京都(町田市5・八王子市3・杉並区1) | 9 |
28のうち20が市外の施設です。町田や八王子のフリースクールに通っていても、登録施設なら対象になります。
いま通っている施設が一覧にない場合でも、事前登録と申請の手続きはできます。ただし、市が決めた期限までに施設が登録されなければ、補助は出ません。施設に登録の予定を聞いてください。
施設の登録には条件があります。1年以上の活動実績や、授業のある時間帯に週1回以上開いていることなどです。
手続きは3段階。申請期間は1か月しかない
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| 段階 | 中身 | いつ |
|---|---|---|
| ① 事前登録 | 市のフォームで登録。受付番号がメールで届く | 原則、通い始めた月の翌月末まで |
| ② 交付申請・実績報告 | 施設が書く報告書と契約書類を出す | 上半期分は10月、下半期分は3月 |
| ③ 交付請求 | 交付決定のあとに請求する | 上半期分は決定から2週間ほど |
②の申請期間は、それぞれ1か月だけです。
- 4〜9月分:10月中に出します
- 10〜3月分:3月中に出します
期日を過ぎると補助は出ません。市の手引きにもそう書かれています。
事前登録は年度ごとに必要です。前の年度に登録していても、あらためて登録します。
届いたメールには、次の手続きに使うURLと受付番号が書かれています。メールは消さずに保存してください。
書類の審査には1か月ほどかかることがあります。問い合わせは市の教育相談課です。
- 教育相談課の電話:042-769-6144
相談先:平日の夜と土曜はヤングテレホン
補助の前に、まず相談したい場合の窓口です。
市の教育相談課では、心理の専門の相談員が電話と来所で相談を受けています。対象は19歳以下の子と保護者です。
| 相談室 | 電話 |
|---|---|
| 中央相談室(中央区) | 042-752-1658 |
| 南相談室(南区) | 042-749-2177 |
| 城山相談室(緑区) | 042-783-6188 |
| 相模湖相談室(緑区) | 042-682-7020 |
時間は平日の9時から17時です。来所は予約が要ります。市内の小中学校には出張の相談員も来ているので、学校で相談することもできます。
仕事が終わってから相談したいなら、ヤングテレホン相談があります。
- 電話:0120-002-910
| 曜日 | 時間 |
|---|---|
| 月曜〜金曜 | 15時30分〜21時 |
| 土曜 | 13時〜17時 |
平日は夜9時まで、土曜もつながります。名前を言わずに相談でき、メールでの相談も受けています。
市の教育支援センター(相談指導教室)の探し方は不登校の「支援センター」はどこ?に書きました。
注意:補助が出るのは、登録された施設に実際に通った月の利用料です。オンライン中心に切り替えた月や、施設が期限までに登録されなかった場合は対象外になります。

最初に動く順番
- 通っている施設が「市登録フリースクール」か確かめる。市外の施設も対象です
- 通い始めたら、翌月末までに事前登録する。メールは保存します
- 申請期間をカレンダーに入れる。上半期分は10月、下半期分は3月の1か月だけです
- まず相談したいなら、教育相談課か、夜と土曜はヤングテレホンへ
まとめ
- 相模原市はフリースクールの利用料を月2万円まで補助する。上限までは全額が対象で、所得の条件はない
- 対象は市が登録した28施設。20施設は市外で、町田・八王子など東京都の施設も入っている
- オンライン利用や通わなかった月、入学費・交通費は対象外。事前登録の情報は学校と施設に共有される
- 申請期間は上半期分が10月、下半期分が3月の1か月だけ。相談は平日夜と土曜ならヤングテレホン
明光義塾が運営するオンラインのフリースクールです。オンライン利用のため相模原市の利用料補助の対象にはなりませんが、出席扱いの実績があります。資料請求をしても入会の義務はありません。PR
出典
- 相模原市「フリースクール等利用児童生徒支援事業補助金」(2026年8月10日更新)
- 相模原市「フリースクール等利用児童生徒支援事業補助金交付要綱」。補助対象者、補助対象経費と対象外経費、補助金の額(1月毎に2万円上限、千円未満切捨て)、事前登録、在籍校及び補助金適用施設への情報提供、申請期間(4〜9月分は10月、10〜3月分は3月)、補助金適用施設の登録基準
- 相模原市「令和8年度 フリースクール等利用児童生徒支援事業補助金 申請の手引き」。手続きの3ステップと各期間、補助対象者の要件(児童生徒が市内に住所を有する、保護者等の住所は問わない)、補助対象経費(税抜)、オンラインでの利用は通所に当たらないこと、期日を過ぎると交付できないこと
- 相模原市「市登録フリースクール一覧」(2026年8月10日更新)。28施設。所在地ごとの施設数は当サイトで集計
- 相模原市「よくある質問 不登校やいじめに関する相談ができるところを知りたい」「施設案内 青少年相談センター」。教育相談課の4相談室と電話番号・相談時間、出張相談員、ヤングテレホン相談(0120-002-910、平日15時30分〜21時・土曜13時〜17時、匿名可、Eメール相談)

