不登校

船橋市の不登校支援|2026年9月に開いた「ほっとスペースけやき」は学校を通さず相談できる。サポートルーム2か所との違い

杉野 一樹

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子どもが学校に行けていない。船橋市で、どこに相談して、どこに通えるのか。学校には相談しにくい。

そういう方に向けて書きます。

先に答えです。船橋市には、入口の違う2つの居場所があります。

1つは、市の教育支援センターサポートルームです。教育相談を受け、在籍校の校長が認めると通えます。

もう一つは、2026年9月に開いたほっとスペース「けやき」です。学校に相談しづらい子と保護者のための場所で、直接電話できます。

この記事で分かること
  • ほっとスペースけやきは、2026年9月1日に開設。無料で、相談だけなら登録も見学もいらない
  • けやきの居場所は火曜〜土曜の11時〜15時。土曜も開いている
  • サポートルームは2か所。教育相談を受け、校長が認めた子が通う。小学生は保護者の送迎が必要
  • 市のリーフレットに、市内の子が通って出席扱いになった民間施設が20以上載っている

先に答え:学校を通すサポートルーム、直接行けるけやき

2つの居場所を並べます。

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項目 サポートルーム ほっとスペースけやき
担当市の総合教育センター市の委託事業(地域子育て支援課)
入口教育相談を受け、在籍校の校長が認める直接電話して見学・面談
開いている日月〜金火〜土
対象市立在籍か市内在住の不登校の小中学生市内在住の不登校の小中学生と保護者

市のページは、けやきを「学校等に相談しづらい」子と保護者のための事業と説明しています。学校との話がまだできていない家庭でも、使いやすい入口です。

ほっとスペース「けやき」:2026年9月1日に開設

ほっとスペース「けやき」は、相談と居場所の事業です。船橋市が民間の会社に委託して始めました。対象は、船橋市に住む不登校の小中学生と、その保護者です。

項目 内容
場所高根台児童ホームの2階(船橋市高根台2-2-2、児童ホームとは別の入口)
居場所の時間火曜〜土曜の11時〜15時(児童ホームの休館日を除く)
電話047-401-5626(火曜〜土曜の9時〜17時)
費用無料

京成松戸線の高根公団駅から歩いて10分ほどです。駐車場はないので、公共交通機関で行きます。

相談だけなら、登録も見学もいらない

居場所や体験活動を使うには、次の流れで利用登録をします。登録は年度ごとに更新します。

  1. 電話で問い合わせる
  2. 専用スペースを見学する(予約制)
  3. 面談で、様子や通いたい頻度を話す
  4. 利用を始める

相談だけを希望する場合は、利用登録も見学も必要ありません。専門のスタッフが、対面やWebで相談に乗ります。

居場所では、自習や読書、ボードゲーム、eスポーツなどを自由にできます。創作などの体験活動もあります。保護者どうしの交流会も開かれます。

サポートルーム「ひまわり」「すずらん」:教育相談からの入口

サポートルームは、船橋市の教育支援センターです。2か所あります。

サポートルーム 場所
ひまわり宮本6丁目(峰台小学校の敷地内)
すずらん松が丘3丁目(古和釜中学校C棟4階)

使えるのは、自宅から近いほうの1か所です。2か所を併用することはできません。

通える子と、コース

通えるのは、次のすべてに当てはまる小中学生です。

  • 船橋市の総合教育センターで、教育相談を受けている
  • 本人と保護者が通いたいと思っている
  • 在籍校の校長が認めている

開室は月曜〜金曜です。コースは1日、午前、午後の3つです。

  • 1日:10時〜15時
  • 午前:10時〜12時
  • 午後:13時〜15時

小学生は、保護者の送迎が必要です。中学生は、歩きや公共交通機関で自分で通うか、保護者が送迎します。学校から借りている端末も使えます。

入り方

  1. 総合教育センター 教育相談班に電話し、電話か来所で相談する(047-422-7734)
  2. サポートルームを見学する
  3. 体験通室をする
  4. 正式に通室する

見学の前に、教育相談班での相談が必要です。

中身は、学校の課題などの個別学習、軽スポーツや園芸です。公園や博物館に出かける体験活動も、毎月あります。保護者向けの講座も年3回あります。

教育支援センターの全国の仕組みは不登校の「支援センター」はどこ?にまとめました。

家で学ぶなら:オンライン教材「デキタス」

市立の小中学校に在籍する不登校の子などは、「デキタス」を無料で使えます。オンラインの教材です。自分の教室で授業を受けられていない子も対象です。

  • 使える時間は、平日の9時〜17時
  • 校内の教育支援センター、サポートルーム、自宅で使える
  • 自宅で使うときの通信費は、家庭の負担

使いたいときは、在籍校に伝えて面談をします。出席扱いの国の要件は不登校の出席扱いに書きました。

フリースクール:市内の子が出席扱いになった施設の一覧

船橋市教育委員会の「不登校相談リーフレット」には、フリースクールなどの一覧があります。

載っているのは、市内の小中学生が利用し、出席扱いとなった県内の施設です。数えると20以上あります。船橋市のほか、八千代市や習志野市、千葉市などの施設も入っています。

施設によって活動が違います。そのため、利用するときに学校と面談をする場合があるとされています。一覧は、市のサイトの「不登校支援に関する情報」から見られます。

リーフレットには、市内の不登校の保護者の会も載っています。費用や補助の全国の状況は不登校のフリースクールにまとめました。

県内の公立の通信制は千葉の通信制高校に書いています。

相談先

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窓口 電話 受付
総合教育センター 教育相談班047-422-7734平日9時〜17時
青少年センター(相談専用ダイヤル)047-431-3749平日9時〜16時
教育悩み事相談室(校長経験者が相談員)047-495-2641平日10時〜16時(昼休みを除く)
ほっとスペース「けやき」047-401-5626火〜土9時〜17時

市内のすべての小中学校と特別支援学校には、校内教育支援センターがあります。教室に入りにくいときは、在籍校に聞いてください。

注意
  • ほっとスペースけやきは、2026年9月に始まったばかりの事業です。内容が変わることがあります
  • 民間施設の一覧は、2026年度のリーフレットの内容です
船橋市で不登校の支援に最初に動く4つ。学校に相談しづらいならほっとスペースけやきに電話(相談だけなら登録不要)、サポートルームなら総合教育センター教育相談班に相談(校長が認めると通える)、在籍校にデキタスを伝える、市のリーフレットの民間施設一覧を見る
船橋市で最初に動く4つ。居場所の入口と、家での学習・民間施設。

最初に動く順番

  1. 学校に相談しづらいなら、ほっとスペースけやきに電話する(相談だけなら登録不要)
  2. サポートルームを考えるなら、総合教育センター教育相談班に相談する
  3. 家で学ぶなら、在籍校にデキタスを使いたいと伝える
  4. フリースクールを考えるなら、市のリーフレットの一覧から見学先を選ぶ

まとめ

  • 船橋市の居場所は、学校を通すサポートルームと、2026年9月に開いたほっとスペースけやきの2つ
  • けやきは学校に相談しづらい子と保護者向け。無料で、相談だけなら登録も見学もいらない。居場所は火〜土11時〜15時
  • サポートルームは教育相談を受け、校長が認めた子が通う。近いほう1か所、小学生は送迎が必要
  • デキタスは市立小中の子が無料で使える。自宅では通信費がかかる
  • 市のリーフレットに、市内の子が出席扱いになった民間施設が20以上載っている
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出典

  • 船橋市「令和8年9月1日から開始 ほっとスペース『けやき』(不登校児童生徒等支援事業)」(2026年8月28日更新)と事業チラシ(2026年8月)。対象、事業開始日、支援内容、実施施設、利用料、利用登録と事前見学、開設日時、問い合わせ先
  • 船橋市総合教育センター「サポートルーム」(2026年9月3日更新)と「サポートルーム」リーフレット。場所、対象者、コース、送迎、併用不可、通室までの流れ、活動内容
  • 船橋市教育委員会「オンライン教材『デキタス』について」(2026年5月18日更新)
  • 船橋市教育委員会「令和8年度 船橋市不登校相談リーフレット」。相談窓口、教育支援センター、フリースクール等の民間施設(市内の小中学生が利用し出席扱いとなった県内の施設)、保護者の会、校内教育支援センター
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杉野 一樹(ペンネーム)
杉野 一樹(ペンネーム)
不登校・進路情報編集者
「みちほどき」運営者。 不登校や学校に行きづらくなった子どもと保護者に向けて、出席扱い、学習支援、フリースクール、通信制高校、高卒認定、進学・就職などの情報を発信しています。 専門家や当事者としてではなく、文部科学省や自治体、学校などが公開する情報を確認し、制度や選択肢をわかりやすく整理することを大切にしています。 「学校に戻る」だけではない、その子に合った次の道を考えるための情報サイトを目指しています。
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